はじめに
おはようございます。当ブログにアクセス頂き、ありがとうございます。複式簿記はわりと得意な、たなけんです。
本エントリでは、留学中に学んだ財務会計について記載します。
学んだこと
財務会計全般をカバーする内容の濃い科目でした。複式簿記の付け方、そして簿記のデータから損益計算書、貸借対照表およびキャッシュフロー報告書といった財務諸表の作成まで、この授業で叩き込まれました。
会計を学ぶ上で、避けては通れない概念を体得することが出来たと思います。
思い出
とにかく試験が厳しく、『○月○日誰それから材料をつけで購入』などの取引の説明文が60項目あり、それをまず複式簿記で記録、そこから総勘定元帳へ転記し財務諸表を作成するものでした。試験時間も短く、生徒はマシーン状態でひたすら書き続け、計算し続ける、非常に緊張感のある試験でした。教授によると公認会計士試験より難しくしたとのことでした。教授は『ANUはオーストラリアのトップ校なのだから一般の試験(公認会計士試験)より難しくて当然』仰っていました。オーストラリアの公認会計士の試験は日本ほどは難しくない(学部か大学院で会計を専攻していないと受験出来ないが、合格率は高い)とは言え、厳しかったです。
後日談となりますが、例年と難易度が異なり過ぎた為に生徒からのクレームも多く、その教授は翌年ANUを去ることとなりました。
履修が大変な科目でしたが、結果として、取引内容を見れば即座に、『これは貸方○○で借方××、結果として貸借対照表の負債が増える』と回答できるようになり、会計の感覚を体に染み付けるという意味では有意義な科目でした。
授業のタイトル一覧(1授業で平均2トピック履修)
- Introduction
- Financial statements for decision making
- The accounting equation
- The basics of double entry accounting
- Journal entries
- General ledgers
- Accounting for GST
- Adjusting entries
- Completion of the accounting cycle
- Accounting for retailing
- Accounting for inventory
- Accounting systems
- Control accounts
- Accounting for partnerships
- Accounting for companies
- Analysis & interpretations of financial statements
- Cash management
- Accounting for receivables
- Accounting for non current assets
- Regulation and the conceptual framework
- Accounting for liabilities
- Presentation of financial statements
- Preparing the statements of cash flows
本日の作業は以上。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
たなけん(作業時間15分)
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